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ユン・テヨンの言葉


「俳優は作品のための薪(たきぎ)だ」
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ユン・テヨン(33)の言葉だ。先日終了したファンタジー時代劇『太王四神記』(MBC系)でカリスマ性みなぎる演技を見せ、注目を浴びた。「ヨン様」ことペ・ヨンジュンに劣らぬ人気を集め、「俳優ユン・テヨン」の存在感が改めて評価された。


 放送終了直後に訪日、プロモーションを行い熱狂的な反響を得た。初めての訪日だったが、空港からホテルまで日本人ファンが「追っかけ」をする一幕も。18日午後、ユン・テヨンに会いインタビューした。やはり『太王四神記』の「ヨン・ホゲ」の迫力はそのままだ。背後にオーラが見えるような気がした。
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「ああ…『太王四神記』…。早く忘れたい」。ユン・テヨンの一言に、これまでの思いが込められていた。深い愛情を注ぎ、大きな成果を上げるため一瞬一瞬、ベストを尽くしたということだろう。ほかの言葉はいらない。


 彼は自らを薪に例えた。


 その意味について、ユン・テヨンは「俳優は視聴者にお見せするための薪。薪は火をたくための道具に過ぎない。僕を含め、すべての俳優は“どれほど大きな火を起こせるか”について悩み、あらゆる物を焼き尽くすほどすべてを出し切る」と説明した。





 骨の髄まで「ヨン・ホゲ」になっていたユン・テヨンは、アクションシーンを撮影したキルギス・ロケから最終回の決戦シーンまで、スタントマンを一切使わなかった。これもスタッフに高く評価されている。


 「当然、そうしたかった。代役を使いたいと思ったこともない。当たり前だと思う。ヨン・ホゲを演じるのは僕。僕がすべき当然の義務であると同時に、権利だと思った。僕が心を込めたシーンが編集でカットされれば胸が痛むのも事実。だが、未練はない」


 こうした思いは現実のものになった。大きな成果を得るには堪え忍ぶ時が必要だが、ユン・テヨンはこのドラマで大きな成果を得た。騎馬戦闘シーンではユン・テヨンの男らしさが注目を浴び、愛する人のためすべてを犠牲にする姿は、真実そのものだった。


 その結果、ユン・テヨンという俳優に対する認識は韓国内にとどまらず、海外でも高まっている。先日日本行われたプロモーションに続き、来年初めには台湾でもプロモーションが行われる予定だ。海外での関心の高さに、ユン・テヨンは驚きを隠せなかった。


 「この間日本に行ったが、僕に会うためサイン会会場前で一夜を明かしたファンがいて驚いた。僕が日本に行くのは初めてなのに、こんなに関心が高いとは…。韓国で『太王四神記』が終了する前、MBCのサイトでドラマを見た方も多かった。本当に驚いた」





 1996年、ドラマ『美しい彼女』(SBS系)でデビューしたユン・テヨンだが、「最近やっと分かるようになった」と言う。


 「これまで僕は取るに足らない存在だったということに気づいた。先輩方との仕事でいろいろ感じた。うわべだけ見て中身は見えていなかった。今まで僕は空回りばかりしていたのだ。最近やっと中身が何なのか、かすかに見えてきた」


 『太王四神記』はユン・テヨンに多くのものをもたらした。撮影前、人生のパートナーである女優イム・ユジンと結婚式を挙げ、第1子を授かった。その意味は大きい。


 そして最後に「『太王四神記』撮影中にはいろいろあったし、いろいろなことを感じた。これからまた新たなスタートだ」と余裕の笑みを浮かべた。 →つづきをみる
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