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No.1300 沢内村深沢村長に学ぶ(2)
特に人権と公共の福祉のとらえ方がなっていない。今朝もスーパーモーニングの日本とフランスの公共事業の違いを特集していたが、日本を訪れたフランスの建築家に東京・大阪の街をどう見たかの質問に即座に「無秩序」と答えていたのは恥ずかしかった。
日本は財産権の自由を理由にデベロッパーの開発に任せっぱなしにするから「無秩序」になる。公共の福祉の理論で歴史的建造物や古い街並みを社会的財産として守ろうとする政治の意思がない。彼らは又今の憲法は、権利ばかりで個人主義がはびこっているという。
沢内村の深沢村長の言葉を聞こう。「人間に格差があってはならないのです。人間の生命や健康は、人間の尊厳の根本であって、それに格差がつけられることは絶対に許されないことです。だから私は、国民の生命や健康に関することは教育問題と合わせてすべて国家の責任で管理すべきだという考えです」国がやらないから村だけでもというわけである。
我々は少子高齢化が進んで、医療費は嵩む一方だと言われて簡単にうなずいてはいけない。沢内村はこの村長の下で医療費を下げ続けたのである。その秘密は保健活動に力を入れ、予防医学を重視するとともに、健康問題を考えた住宅改造にさえ手をつけ推進した。
村役場の職員組合の委員長は弔辞で「健康こそが人間の基本であり、生命を大事にすることが政治の根源であり帰着であるという強い哲学的なお考え、どちらかといえば利権や無難なコースを求める保守的思潮の強い地方政治家には見られない清新な感覚と情熱は、常に、下積みとなってかえりみられないお年寄り、自分の言葉を持たない赤ん坊、ゆがめられた社会のひずみにものを言うことを知らない貧しい人々、ここに、その総てがそそがれたと言っても過言ではありません」こんなに村民に慕われる首長が今いるだろうか。
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「私日記「のびる」~ニュージーランドから~」
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昨年12月からニュージーランドのオークランドにロングステイしながら、NZからみた日本の政治のおかしさ、特に社会保障や教育、原発等について問題提起をしています。


