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No.1236 私に理解できない日本人
高遠さんはどんなに傷つけられても、イラク人への思いを断ちがたく、その後も隣国ヨルダンでイラクからの難民の世話を続けていたのだった。そしてその活動を評価したある部族の招待で6年ぶりにイラクを訪れ、孤児となった子どもたちと再会し号泣する場面もあった。日本人はなぜこうした若者への理解がないのだろうか。
無駄というなら、あの無益なイラク戦争に加担し、アメリカの艦船への給油こそ無駄遣いだった。テロとの戦いなどという美名の下で自衛隊の派遣には拍手を送り、高遠さんやアフガンで殺された伊藤君のような本当に現地の人々に感謝されるような活動を評価しないような日本人が確実にいるのだ。国威の発揚に繋がらない活動を無駄と考える連中だ。
他民族、多言語、多文化を当り前とする欧州はもちろん、NZで同じようなことを発言したり、行動すればたちどころに総批判を受けるだろうし、国自体が成り立たないだろう。確かに欧州にも移民による犯罪やさまざまな問題を抱えているが、多数派にはならない。
政権交代によってもこのことについての政策転換は大きく期待できそうにないが、従来の自民党政権は国際貢献と言えば自衛隊の派遣と利権がらみのODA援助しか頭になく、長い間NGOさえ敵視してきたし、活動を妨害したことさえある。
私は退職後、さまざまな形で海外に長期滞在しているが、真の国際貢献とは何だろうと考える。今のところの結論は政府の活動ではないと断言する。日本政府の活動は必ずしも評判はよろしくない。逆に私たちのような海外長期滞在者、ワーホリの若者たちへの評価はすこぶる高い。一般の日本人が海外で生活するだけで確かな国際理解を深めている。
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「私日記「のびる」~ニュージーランドから~」
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昨年12月からニュージーランドのオークランドにロングステイしながら、NZからみた日本の政治のおかしさ、特に社会保障や教育、原発等について問題提起をしています。


